会長挨拶
伊牟田 茂夫同窓会長
水産学部も6年後には創立70周年
魚水誌51号より抜粋(平成22年6月発行)
魚水会の皆様にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
今年は庚寅年ですが、虎は千里を走るといわれるように躍進の年であるとともに波乱万丈の年ともいわれています。新興国のめざましい経済発展とともに、世界各地での地震・津波の発生など寅年らしい年になっていますが、魚水会の皆様には躍進の年でありますようお祈りいたします。
昨年、鹿大8学部のなかでも古い歴史を有する農学部が開学百周年記念事業を実施し、母校の輝かしい歴史を顕彰する記念誌「あらた百年の歩み」の発刊と農学部に現存する歴史的な建造物などを整備して、建学の気概を後世に伝承することを事業の主軸にし、記念式典などを実施されました。
最も多額の経費(千五百万円)をかけたのが記念誌「あらた百年の歩み」で100年間の沿革を諸資料や写真639頁で振り返るとともに、「寄稿集」で同窓生の回想文や地域支部の報告などを477頁ににわたって掲載するなど、3年間の歳月をかけて編集し、校風、人材の輩出、伝統を紹介するとともに後世代に伝えることとしています。
昭和21年(1946年)に鹿児島水産専門学校として開学し、昭和24年に第一回卒業生を世に出した鹿大水産学部も、5年数カ月後には創立70周年を迎えることになります。
建学・草創期の昭和20年代、30年代卒業生がフロンティア・スピリットで各界を開拓し、40年代、50年代・60年代そして平成世代が充実発展させ今日に至っています。そして平成8年(1996年)4月に創立50周年を迎えた時に、50週年記念事業を実施し、「鹿児島大学水産学部50周年記念誌」も発刊されています。50周年以降、大学・学部は、国立大学法人化をはじめ激動期に入り、種々な改革・変革を経ながら発展していくものと思われます。
又、創立70周年の平成28年(2016年)には、昭和20年代、30年代、40年代の魚水同窓の多くの方々がリタイアされる時期ともなります。
草創期とそれに続く時期を担って、水産業界、食品等関連業界、官公庁、教育界、銀行、報道機関など各界に幅広く進出し、各界に於いて刮目すべき活躍してきた業績と回想を記録し、水産学部の学風と気概を後世に伝承することは、70周年に向かっての魚水会の重要な役目と思われます。
予算的には、70周年・100周年記念事業や記念施設・設備など、そして後世代へ資金を残すための特別会計として、繰越金から7千万円の特別積立金が「魚水会総会2009東京」で承認され、準備されています。
大学・学部の発展と同窓の活躍とは車の両輪であります。
水産学部の学風と部活動などによって育まれ形成されてきた進取の精神と秀れた伝統を、後世に伝承するために、70周年には発刊されるであろうところの「水産学部70周年記念誌70年の歩み』へ、多くの方々が温故知新のため寄稿され、水産学部と魚水会の発展に寄与されるよう願っています。
魚水会会員の皆様のご健康とご多幸を心からお祈り申し上げご挨拶といたします。
Copyright(c). 鹿児島大学水産学部 同窓会 魚水会